約款を改定します【2023年12月31日】
公開 約款座談會俱樂部は、2023年12月31日に、座談會俱樂部約款を改定します。
この記事では、その改定の概略と、実際の変更点を掲載します。
概略① 第2章の題名を変更
前回の改定で、第2章の題名を「規制」から「規律」に変更しましたが、結局「規制」に戻します。
概略② 禁止行為に「代替テキストの悪用」を追加
画像の代替テキスト機能（所謂ALT機能）を、視覚障碍者や貧弱な環境の利用者といった方々に向けたアクセシビリティの向上という目的以外で利用する事を禁止します。
代替テキストの表記の仕方に就いては、HTML Living Standardを御覧下さい。
概略③ ボットの規制を緩和
ボットと手動ボットに就いて、ノートの公開範囲をパブリックにしてはいけない基準を「5分間に3回以上の投稿」としていましたが、「6分間に4回以上」に緩和します。
尚、これは飽く迄ボットと手動ボットに対する規制ですので、それ以外のユーザにはこの規制は適用されません。御安心下さい。
概略④ 処分に対する不服を申し立てられる期間を明文化
処分不服申立窓口を通して、処分に対する不服を申し立てる期間を「処分の通知を受けた日を含めて3箇日以内」であると明文化します。
これは、処分に対する不服申立の期限を設定しないことに依り、対応の複雑化煩雑化を防ぎ、以って利用者の利益に繋げる為です。
概略⑤ 個別規程に関する規定の新設＆個人情報登録禁止の廃止
この度、約款に加えて、「個人情報保護方針」「センシティブ及びコンテント警告に関する指針」「カスタム絵文字に関する指針」の3つの個別規程を制定する事に成りました。
これを受けて、個別規程に関する規定を約款に新設します。
又、個人情報保護方針が制定されるのを受けて、「アカウント情報への個人情報の登録禁止」を廃止します。
新しく制定される3つの個別規程に就いては、個別の記事を御覧下さい。
概略⑥ その他文言の調整
その他の規定に関しても、表現の統一等を理由として文言を変更します。
概略⑦ 条番・号番の繰り下げ・繰り上げ
今回の改定で規定が新設・削除された事に依り、条番及び号番は繰り下げ又は繰り上げします。
新旧対照表
この約款改定での実際の変更点は次の通りです。
| 改定前 | 改定後 |
|---|---|
| （略） | （略） |
| 第1章 会員 | 第1章 会員 |
| 第1条～第3条 （略） | 第1条～第3条 （略） |
| 第1章 規律 | 第1章 規制 |
| 第1条～第3条 （略） | 第1条～第3条 （略） |
| 第4条 本俱樂部に関して、次の行為を禁止します。 | 第4条 本俱樂部に関して、次の行為を禁止します。 |
| イ～ト、（略） | イ～ト、（略） |
| チ、欧州連合内又はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国内から利用する行為 | チ、欧州連合内、又はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国内から利用する行為 |
| リ、ヌ、（略） | リ、ヌ、（略） |
| ル、会員口座情報に個人情報（個人情報の保護に関する法律に於いて定められた物を言う。）を登録する行為 | （削除） |
| （新設） | ル、画像の代替テキスト機能を、アクセシビリティの向上というHypertext Markup Languageのalt要素の本来の趣旨から著しく逸脱して利用する行為 |
| ヲ～カ、（略） | ヲ～カ、（略） |
| 第5条 （略） | 第5条 （略） |
| 第6条 利用者が次を含む図画、音声又はそれらへの誘導を投稿する時は、閲覧に注意を要する内容が含まれる事を明記し、その部分を本俱樂部の機能を用いて隠匿する物とします。又、これらを含むファイルを本俱樂部に直接投稿する場合は、その該当するファイルにセンシティブ設定をする必要が有ります。 イ、陰部の露出又は性行為の様子等の性的な内容 ロ、流血若しくは暴行の様子又は内臓の露出等の暴力的な内容 ハ、嘔吐物若しくは排泄物の露出 |
（削除） |
| 第7条 ボット（会員口座を自動で操作する機構の事を言う。）を運用する時は、次の事項を遵守する必要が有ります。又、手動ボット（自動性に関わらず、同様の性質を持った投稿を、継続して繰り返し行う事を言う。）に就いても、本条第ホ号を準用します。 | 第6条 ボット（会員口座を自動で操作する機構の事を言う。）を運用する時は、次の事項を遵守する必要が有ります。又、手動ボット（同様の性質を持った投稿を、手動で継続的に繰り返し行う事を言う。）に就いても、本条第ホ号を準用します。 |
| イ～ニ、（略） | イ～ニ、（略） |
| ホ、短時間に連続した投稿（5分間に3回以上の物を言う。）をする可能性が有る場合、公開範囲をパブリックにしない事 | ホ、短時間に連続した投稿（6分間に4回以上の物を言う。）をする可能性が有る場合、公開範囲をパブリックにしない事 |
| （新設） | 第3章 処分 |
| 第8条 （略） | 第7条 （略） |
| 第9条 管理人が利用者に対して処分を行った場合、利用者は、その処分に対して、処分不服申立窓口を通して不服を申し立てる事が出来ます。但し、会員口座又は投稿の削除等不可逆性の高い処分に就いては、この限りではありません。 | 第8条 管理人が利用者に対して処分を行った場合、その処分の通知を受けた日を含めて3箇日以内であれば、利用者は、その処分に対して、処分不服申立窓口を通して不服を申し立てる事が出来ます。但し、会員口座又は投稿の削除等不可逆性の高い処分に就いては、この限りでは有りません。 |
| 第10条 （略） | 第9条 （略） |
| 第3章 免責 | 第4章 免責 |
| 第11条～第14条 （略） | 第10条～第13条 （略） |
| 第15条 本俱樂部は、送信した情報が瞬時に連合している他の役務に送信及び複製される規格である「ActivityPub」を利用しております。その性質上、一度送信した情報は完全に削除する事が困難となる可能性が有ります。 | 第14条 本俱樂部は、送信した情報が瞬時に連合している他の役務に送信及び複製される規格であるActivityPubを利用しております。その性質上、一度送信した情報は完全に削除する事が困難となる可能性が有ります。 |
| 第16条 （略） | 第15条 （略） |
| 第17条 本俱樂部に起因して発生した利用者の損害に就いて、管理人は一切責任を負いません。但し、消費者契約法又はこれに類する法律に拠り、利用者が保護される強行規定が存在する場合は、この限りではありません。 | 第16条 本俱樂部に起因して発生した利用者の損害に就いて、管理人は一切責任を負いません。但し、消費者契約法又はこれに類する法律に拠り、利用者が保護される強行規定が存在する場合は、この限りでは有りません。 |
| （新設） | 第5章 個別規程 |
| （新設） | 管理人は、本約款の他に、次の各号に掲げる個別の規程（以下「個別規程」と言う。）を制定します。これら個別規程は、本約款に基づく契約の一部を構成する物として、利用者の利用に適用されます。 イ、個人情報保護方針 ロ、センシティブ及びコンテント警告に関する指針 ハ、カスタム絵文字に関する指針 |
| （新設） | 第18条 本約款と個別規程との間に矛盾が生じる場合には、特段の定めが無い限り、個別規程の規定が優先されます。 |
| （新設） | 第19条 個別規程で使用される用語は、その個別規程で特別な定めの無い限り、本約款と同一の意味を有する物とします。 |
| （新設） | 第20条 利用者に依る個別指針（個人情報保護方針以外の個別規程の事。）に違反する行為に対する処分に就いては、本約款第3章の規定に準じます。 |
| 第4章 附則 | 第6章 附則 |
| 第18条～第21条 （略） | 第21条～第24条 （略） |
| 第22条 本約款及び利用者に依る本俱樂部の利用に起因又は関連して生じた一切の紛争又は問題に就いては、千葉地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。 | 第25条 本約款及び個別規程に起因又は関連して生じた一切の紛争又は問題に就いては、千葉地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。 |
| 第23条 （略） | 第26条 （略） |
今後も座談會俱樂部を宜しく御願い致します。